好きなこと三昧、うた三昧。

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先月は、私にしては、大忙しでした。
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笹子さん、再び来山してのリクエスト大会ライブ。
月に一度の「ラジオ招き猫」。
車移動で、ふくしま国際音楽祭に参加。
月末の誕生日には、誕生祭ライブ。
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その合間をぬって、
「山口でうまれた歌」プロジェクトの
ハンドメイドCDを制作することになるとは
夢にも思っていませんでしたが、
人間、やればできるもの、
なんやかんやと、制作してしまいました。
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今月は、公のライブがない分、
そのCDたちのお知らせなどもしていきたいと思います。
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そう。「公」のライブはないのですが、
明日から横浜へ行って来ます。
私が校歌を手がけた小学校の10周年記念行事で
歌ってくるのです。
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お金はあんまりないけれど
こうして、自分の好きなことをやりながら
またひとつ、歳を重ねられたことに
心から感謝です。

10月。

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「10月は福島のイベント参加だけだから、
 わりと のんびりだわぁ」
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ところがところが、
少し前の号外メールでもお知らせしましたが、
10/8に、笹子さんが再び来山してくれることに。
初の、皆さんからのリクエスト大会です。
超レアな展開になることは必至。
是非来てください。
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そして、これまた昨日決まったことですが、
10/31は、誕生祭をやることになりました。
わたし、ハロウィンうまれなのです。
是非来てください。
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福島の準備もあるし。そうだ、冠番組のラジオもあるし。
あぁ、てんてこ舞い……………と、なりそうだけれども、
ポイントをぎゅっと絞って、それに集中したら、
あとは身を委ねるのだ~。
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ふっと、年始の、これからの暦メールを見てみたら
似たようなことを書いていました。
「前向きに手抜きしよう」と。
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ははは。
ちゃんと一貫しているではないですか、わたし。
でも、身を委ねる、という今の感覚のほうが、
好き。

夏休みアゲイン

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急いで起きなければいけない用事はなかったので、
目覚ましのアラームが鳴ってから1時間後に起きた。
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昨日は「随分と秋らしくなってきたなぁ」と思ったのに、
今朝はといえば、青空に蝉の大合唱。
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扇風機をまわし、朝ごはんも、洗濯もしないで、
何をするわけでもなく、居間にごろんと横になった。
お腹すいたし、とか、早く洗濯しないと乾きが悪いし、とか、
なぜか、そんなことはどうでもよかった。
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「何をするわけでもなく」というのが、実は、普段は案外なくて、
ごろんと横になったら、たいてい、
昼寝する、本を読む、スマホを見る、の、どれかをしている。
ただ、今朝は文字通り、何をするわけでもなく、ぼんやりしていた。
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天井の模様を、あみだくじのように目で追う。
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ふっと目線を下にやると、使い慣れた棚が見えてくる。
棚の一番上には、縦長の引出しが二つ並んで置いてある。
引出し付いている取っ手も、当然二つ並んでおり、
寝転んだところから見ると、ニヤッと笑った目元のように見える。
今まで気づかなかったけど、一度そう見えると笑い顔にしか見えない。
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私は鼻で笑って返して、辺りを見渡すと、食器棚にも顔があった。
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こどもの頃の夏休みは、こんな感じだったような気がする。
贅沢に、豊かに、時間を使うことができていた。
宿題は、たいした量ではなかった。
スマホがない時代で良かった、とも思う。
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蝉は、まだまだ元気に歌っている。
夏休みアゲイン。

ちっさい おっさん

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横浜でのライブを終えて、山口に戻った翌々日。
喉に、ちっさいおっさんが住み始めた。
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今や、だいぶ大人しくなってきて、あとひといきで追い出せそうなのだが、
数日前まで、暴れまくっていた。
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咳がとまらない、痰も絡んで、息もうまく吸えなくて、とにかく苦しくて、
この咳さえ止まってくれたら、どんなに幸せだろう、、、と思った。
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そして先日のある人の言葉が、頭をよぎった。
「幸せとは、不幸でない状態のことを言う」
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読んだ時は、へーー、そんなもんかねぇと思ったけれども、
ちっさいおっさんと格闘中の私には、それが痛いほどよくわかった。
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「それは、消極的なものである」
みたいな言葉が続いていたけど、消極的であろうが何だろうが、
とにかく、おっさんが去って、幸せになりたい~~~。そう切に願った夜だった。
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ちっさいおっさんを、いい気にさせてしまったのは、
室温上昇で水分不足な夜が続いたから。
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仕事部屋意外では、あまりエアコンをつけずにいたので、体力も水分も、奪われたようだ。
エアコンがない寝室は、夜でも余裕で30度だったし。
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今はエアコン君と仲良くし、快適空間を作るようにしている。
もわっとした蒸し暑い部屋から、涼しい部屋に入る。その度に、つい口から出る。
「あ~~~~~ 幸せ」。
きづけば、幸せは、あちらこちらにあるものだ。
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まだ、ちっさいおっさんはいるのだが、あと一日、二日で、出て行ってもらうつもり。
覚悟しとけヨ!
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皆さんも、どうぞ無理せず、エアコンを上手に使って、水分も栄養もしっかり補給して、
あちらこちらの幸せをいっぱい感じながら、猛暑をお過ごし下さい。
油断は禁物です(←自戒の念も込めて………)

ことりたちの声

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この季節は、毎日のようにウグイスの歌が響きわたります。
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♪ ホ~~~~~~~~ ホケキョ
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なんともいえないクレッシェンドのついた、ホ~~~~~~~ の ロングトーン。そして、そのあとの、ホケキョ という短めのフレーズ。完璧に、このフレーズを歌いこなしています。「あ~~いい声」と、つい感嘆の吐息。日々この贅沢なBGMを満喫しているわけです。
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ある朝、ベランダで洗濯物を干していた時のこと。小鳥さんたちが五羽ほど飛んできて、近くの電線に止まりました。そしておしゃべりを始めたのです。が。
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ギャー ギャー  ギャー ギャー  ギャー ギャー
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久しぶりに間近で聞いた、ウグイス以外の鳥の声。「ウグイスと違って、なんて……きたない、声。。。。同じ鳥なのに、えらい違いだわ。。。」ちょっと眉間にしわを寄せた、嫌な私がいるではありませんか。
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小鳥さん達に罪はありません。かれらだって、ウグイスみたいに歌っているのかもしれません。
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声質はそれぞれ個性なのだし、ハスキーだっていいじゃない。得意分野だっていろいろなんだし。人間だって、そうじゃんよ。そうだそうだ、ウグイスだって、あんなに綺麗な声だけど、本当は嫌なヤツかもしれないし(そんなことはないと思うけど)。一瞬にして、いろんな言葉が頭の中をめぐりました。
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この小鳥さん達は、あとで考えるに、ムクドリだと思うのですが、何かを威嚇していたのかもしれません。何を?私のような考えの人間を。ちょっぴり反省モードです。

とあるママの愚痴

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先月後半、横浜の実家滞在時に、あるヒトから聞いた話。そのヒトが、喫茶店でランチを食べていると、近くの席のママ友軍団のお喋りが耳に届いたそうです。あるママが語った、我が子(小学生)の愚痴。これが………
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「ウチの子が、読書が好きで、困っている。
おこづかいで本を買ってしまう。
だから、本を読むなと言っている。
すると、布団の中で隠れて読んでいる。
本当に困る。」
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………………なんということでしょう。
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話のニュアンスからして、その本が、漫画などではなく、(漫画だって充分素晴らしい作品があるけど)真面目そうな本であること、また、読書自慢をしたいのではないこと、は、明らかだったそうで。
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活字離れが進んでいる昨今、こどもが、本が好きで好きでたまらない、なんてどれだけ素晴らしいことなんでしょう!なのに、それを阻止する親って、、、。
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意味不明の思考に、そのヒトは怒りをいだきつつ、つい、ママの顔を見たそうです。「自分は本なんか読んでこなかったんでしょう!ほんっと、アホげな顔してた!」
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その子は、これからどう成長してゆくのか。逆境をバネにするのか。それとも、飲み込まれてゆくのか。痛ましい事件が多い中、いろいろと思考がめぐります。
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山口に戻ると、昼はウグイス、夜はカエル、の、大合唱。放置していた庭のネギは、身長1メートルになっていました。今週末は、福井、神戸へ、歌いに行きます。

タマゴの花

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元号二日目のこと。
来週末に迫った地域活性化コンサートの「打合せ」と称した
キムチ鍋大会を我が家で開催した際、
すずらんの花束をお土産に頂きました。
「んまぁ!可愛らしい!」
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と思うと同時に、一気に記憶が蘇ったのが
いつぞやの夢に出てきた「タマゴの花」。
夢の中で散歩をしていたら「タマゴの花」を発見したのです。
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一見、巨大すずらんで、
すずらんの花のひとつひとつの部分が、
タマゴなのです。
タマゴの下の部分の殻が、
すずらんの花のように、少し開いていて(割れていて)、
にも関わらず、中身は垂れてくることはなく、
めじべのように、黄身がちゃんとくっついているのです。
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「へ~~、こんな花があったんだ!
 起きたら、早速ネットで調べなくちゃ!」
と、夢の中であることを認識しながらも、
めちゃくちゃな思考の私。
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当時、このことをすぐに歌にしました。
タイトルは「卵の花」。
卯の花」じゃないんだよと、ひとりほくそ笑んだものの
作品としての出来がイマイチで、
陽の目を見ることはありませんでした。
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キムチ鍋以外、ほとんど予定を入れずに過ごしている、
この度の、超大型連休。
のんきに過ごしながらも、実は新しい歌を煮詰めています。
皆さんが、あちこちでGWを満喫している中、
地味な作業を続ける私………でも、こうゆうの、好き♡
今回は、ボツにしないぞ。
すずらんさん、見守っていてね。
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そして、連休が明けたら、
山口と首都圏で本番なのだー!