佐々並音楽堂の生き物たち

5月末の佐々並音楽堂。裏庭の水たまりに、おたまじゃくしが沢山!音符の渦と化していました。いつ手が出て足が出るんだろうと、わくわくしながら、音楽堂に行く度に水たまりをのぞいていました。時々、干上がりそうになっている水たまりの中で、身を寄せ合っているおたまじゃくしの群れに、水をかけてやったりしました。
6月になって、しばらくのお江戸滞在から山口に戻り、再び、水たまりを…あっ!!!!そこはユンボの駐車場と化していて、水たまりももうありません!あああ、おたまじゃくし達はみんなひからびてしまったのかしら。それともユンボの下敷きに。これも自然の成り行きなのかもしれません(ユンボは自然じゃないけれど)。
今の季節は、佐々並音楽堂の近くの川で沢山のホタルを見ることができます。視界の上下左右、まんべんなく、ほわ、ほわ、と灯りが点滅します。わけもなく「うわ〜!」と暗闇の中、叫んでしまうのでした。
ああキレイだったね、と言いながら音楽堂の入り口まで戻ってくると、足下に何やら変な動きの小さな生き物が。おやおや?カエルではありませんか。それも、まだカエルになって間もないのか、やけに顔が細長くて、後ろ足の動きもぎこちなく、上手にびょこたんと飛べない様子です。きっと、あのおたまじゃくしのうちの一匹に違いありません。うん、そうに違いない。何だか嬉しくなりました。
音楽堂では、只今ツバメのおうちもできています。働き者なので、今日もお留守のようでした。そのうちにヒナ達が顔を出すことでしょう。
そして、同じく音楽堂ではサトコも元気です。今週末の土日は、山口市民文化大学と大阪でのライブ。
ホタル、カエル、ツバメ、サトコ。みんな頑張って生きています。