ジャズボーカリストであり、スタジーワークも数多くこなしてきた、白築純さん。私と同世代で、同じくシンガーソングライターでもあります。
彼女との再会は何年ぶりだったろう。9年前だったかな、町田(東京のハズレ)で飲んで以来。次に会うのが、まさか、山口のわたしが島根の純さんを訪れるという構図になるとは、お互い全く想像もしていませんでした。
私の山口生活が始まるより早く、彼女は島根で1年間農林業を学んで、そのまま島根に引っ越しちゃったのです。
それまでのいきさつや、そこからの話をようやく聞くことができたのだけれど、例えば、今の彼女の仕事場である古民家『自由空間来人家』の物件が見つかった時の話しや、パートナーと結婚するに至るまでの話などなど、どれをとっても、その土地や、そに住む人達と出会うように、神様に仕組まれていたしか思えません。これぞ、ご縁。
そのご縁パワーに頼るだけではなく、東京のあねご的な人柄と、出雲弁もマスターしているボケつっこみが自在なマシンガントーク(あのスピートで話す人は都会でもなかなかおりまへん)で、地元のひとたちにどんどん心を開いて、純さん、凄くいい味を出しています。彼女が住む雲南市は、今までにない風が吹き込まれ、みんなが元気になっているに違いありません。そうゆう、良い気の流れができてくると、今度は彼女が「何かをやろう!」となると、近所のひとたちも行政も力を出し合って、地域が盛り上がってゆくのですよね。
地元ならではのコンサートや歌づくりだけでなく、彼女の生き方、考え方を前面に出した講演依頼も最近は多くなってきたとか。わたしも彼女から学びたいことが沢山あるので、講演を是非聞いてみたいものです。いえいえ、マシンガントークは、私には難しすぎるので、、、もう少し大人になってから。
実は、純さんと町田で飲んだ時が初対面、今回は二回目という、嘘のようなホントの話。ずっとずっと昔から友達だったような気がします。これもご縁でしょうか。彼女と約束した、島根と山口の交流「しまやま交流」、今後の展開が楽しみです。