姪猫1号。いろいろなつながり。

姪猫2号のサプライズに続き(4月4日の書き込みを参照のこと)、
姪猫1号は、数日こそこそ部屋で何かを作っている様子。
あえて聞かなかったけれど……
神奈川に帰る前の夜だったでしょうか…「これ!」と言って手渡されたのが、
じゃじゃーん、正二十面体!だ、そうです。

大きさの比較の為に、隣にあったバナナを置いてみました。
5センチ角の折り紙で、二つのパーツ(写真右の、緑色と薄桃色のモノ)を
たくさん、しかも正確に折って、ノリで貼ってゆく……なんと細やかな作業!
ちょっとでもいい加減に折ったり貼ったりしたら、形がどんどんひしゃげてしまいます。
この繊細さは間違いなくパパゆずり!
パパは金型の達人ですもん(落合の血は、おおざっぱすぎる……)。
彼女は、陸上部で走るのが好きなだけではなく、多面体の折り紙にも夢中なんですって。
高校の合格祝いに買ってもらった、ズバリ「多面体の折り紙」という本を見てみると…
数式が沢山……これはもう数学です!!
驚きました。
こうゆうことに興味があるんだぁ、姪猫1号。
ところで、私たち一族は、私の母のこと、つまりは姪猫達にとっては祖母のことを、
(愛称で)「きい」と呼んでいます。
これは、姪猫1号がまだとても小さかった頃、
母のことを何の迷いもなく「きい」と呼んでいたからなのです。
なぜ「きい」だったのかは謎で、
山口での旅の最後に改めて聞いてみましたが「いや〜、なんでだったんだろう。わかんない」。 
ところが、山口宇部空港で一行を見送り、一人、車を走らせる中、
突然、納得する瞬間がやってきました。
あれは前世の記憶なんだ。
姪猫1号と私の母は、どこかの時代、どこかの国で、関わりがあったんだ。
母はその時、何語かわからないけれど「きい」と呼ばれていたからこそ、
姪猫1号は現世にうまれて間もない頃も、迷わず「きい!」と呼んだのだ。
うんうん、そうだそうだそうだったんだ。
血のつながりもあれば、魂のつながりもある。
人は、どこまでも興味深い!