とあるママの愚痴

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先月後半、横浜の実家滞在時に、あるヒトから聞いた話。そのヒトが、喫茶店でランチを食べていると、近くの席のママ友軍団のお喋りが耳に届いたそうです。あるママが語った、我が子(小学生)の愚痴。これが………
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「ウチの子が、読書が好きで、困っている。
おこづかいで本を買ってしまう。
だから、本を読むなと言っている。
すると、布団の中で隠れて読んでいる。
本当に困る。」
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………………なんということでしょう。
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話のニュアンスからして、その本が、漫画などではなく、(漫画だって充分素晴らしい作品があるけど)真面目そうな本であること、また、読書自慢をしたいのではないこと、は、明らかだったそうで。
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活字離れが進んでいる昨今、こどもが、本が好きで好きでたまらない、なんてどれだけ素晴らしいことなんでしょう!なのに、それを阻止する親って、、、。
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意味不明の思考に、そのヒトは怒りをいだきつつ、つい、ママの顔を見たそうです。「自分は本なんか読んでこなかったんでしょう!ほんっと、アホげな顔してた!」
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その子は、これからどう成長してゆくのか。逆境をバネにするのか。それとも、飲み込まれてゆくのか。痛ましい事件が多い中、いろいろと思考がめぐります。
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山口に戻ると、昼はウグイス、夜はカエル、の、大合唱。放置していた庭のネギは、身長1メートルになっていました。今週末は、福井、神戸へ、歌いに行きます。