かれこれ15年ぶりくらいに、大学の同級生、K君と電話で話しました。彼は、卒業してからずっと役者や声優として活躍しているのですが、現在、大学院生としてコミュニケーション学も勉強中だとか。「これからのことを考えて、いろいろと勉強しないといけないと思ってさぁ〜。」と。。「偉い!」、しみじみ思いました。山口のゆったりした速度に甘えていないかい?と自問自答せざるを得ない気持ちになりました。
「そういえば、あの頃のこと思い出すよねぇ!」。大学時代を振り返り思い出すことは同じ。当時、私がやっていたバンドが地元の中古車センターのオープンイベントに出演し、それを見に来ていた母が、イベントの目玉の抽選会で見事、一等の緑色のワーゲンを当て、それを私が乗っていたものの、故障が多く不安だったので、車好きなK君を巻き込んで、一緒にあちこち乗り回していたのでした。
「いや〜、楽しかったね〜。」「ほんとだねぇ。気付けば、社会の中核を担う歳なんだもんねぇ。」「……え!ちょと待ってよ、2倍だよ、2倍!」決して私の顔の長さのことではありません。「あの頃から歳が2倍なってるぅううう!2倍って凄いね……。」しばし静まり返ったのでした。
何はともあれ、ブランクの時間を飛び越えて今でも気兼ねなく話ができるのはとても嬉しいこと。利害関係のない、昔の友人ならではです。(写真は、今の愛車、ちびぐるまです)