最近は、あまり横浜に戻らず、すっかり山口っ子の私です。
ご近所さんや知人の方が、自分の畑でとれた新鮮野菜をよく下さるので、スーパーで野菜を買うことが、ほとんどなくなりました。
土がついたまま、葉っぱもふさふさしている大根。ピーターラビットが食べていそうな、深い紅の人参。丸々して重たくてみずみずしい白菜。小ぶりでも味が濃いキャベツ。他にも、ブロッコリー、カリフラワー、ヤーコン、かぶ、椎茸などなど。
食べる時は、味付けをあまりしません。手抜きをしているわけではなく、野菜が持っている甘みで充分美味しいのです。
「いつもありがとうございます！」とお礼を伝えると、知人の方は頭をかきながら言いました。「このへんなんて、なんにもないからサ〜。」
新鮮で美味しい野菜が、当たり前にある。今、私は、凄い贅沢をさせてもらっていると思っています。
１年前は、そんな風には感じていなかった。失ってわかる有り難さ。
今年も、3/11がやってきます。
