命のいとなみ

2012年大晦日、珍しく紅白を見ました。
ヨイトマケの唄だけは、どうしても聴きたかったのです。
ド派手な衣装もない。
人数でステージを埋めるでもない。
豪華な舞台セットがあるわけでもない。
黒く短い髪に真っ黒な服の、美輪明宏
黒いステージに、スポットライトひとつ。
そして、歌。
というよりも、言葉。
というか、ひと、そのもの。
命のいとなみ。
これでいいんだ。
本物は、お金では手に入らない。
自分が納得できるような
歌を創り、歌えるようになるまで
まだまだ道程は長いようです。