困った時はお互い様


7月末の豪雨による、災害ボランティアの活動に行って来ました。
私が訪れた徳佐のお宅は、たまたま作業の進みが早く、住居の泥かきは終っていたので、
今日は倉庫や納屋の泥かき&清掃をし、一段落。
「毎日来てくれるボランティアの皆さんには、本当に感謝しています。
 本当に助かります。
 ありがとうございました。」
と、深々と頭を下げる、年配の家主さん。
自分の家が水害で浸水したら、とても一人では片付けられない。
しかも毎日猛暑が続いて、疲労もたまる。
大人が何人か来てくれて、ちょっとでもいいから手伝ってくれたら、
どんなにありがたいか。
そう思ったら…しかも、すぐ近くでそう思っている人が沢山いるんだから、
行ってこよう、と、思った次第。
困った時はお互い様。
元気なみんながちょっとずつ手伝えば、作業もはかどる。
だから、そんなに頭を下げないで下さい…。
明日は我が身かもしれないし。
心の中でつぶやきました。
多分、みなさん、同じような心のやりとりがあるのだと思いますが、
それは「天災のみ」だったから、シンプルに、人間らしく、
そう思えるのではないでしょうか。
3.11のように「人災」も含む事であると、なんと複雑なことか。
目に見えない放射能による命の危険を感じながら、
被災者のみなさんも、ボランティアのみなさんも、どんな想いでいたのだろうか、
そして、今も、いるんだろうか。
どこの地域も、どんな災害でも、
一日も早く、人間らしい、健全な形で復興することを祈るばかり。
また、自分ができることから、やっていこう。