見てて欲しいんだもん もん もん〜♪

「♪大風呂敷 ひろげて〜 腹が立つんだもん もん もん〜」

前回のエッセイネタ、新曲「もんもんタイフーン」は
まわりで密かなブームになっています。


さて、先月の横浜滞在時に、占いをしてもらう機会がありました。
占い師さんは、開口一番、

占「大風呂敷を広げなさい」
私「は??え???私が???広げるんですか!!?」
占「もちろんですよ、あなたが大風呂敷を広げるんです。
  そしたら、それがいつのまにか本当のことになってますから。
  どんどん大風呂敷を広げなさい」

ほ〜〜〜。そうだったのか!
広げられてる場合じゃなくて、私が広げるのか!
しかし、突然そう言われてても……

ひとまず現物に馴染んでみようという思い、実家の母に言った。
「このウチに確か大風呂敷あったよね。貸して〜。
 大風呂敷を広げる練習に使うからさ〜。」

母は二階を探したのち、小さくたたまれた風呂敷を手に戻って来た。
「思ったのが出てこなかったけど、こんなんでいい?」。

広げるとあちこちに継ぎがあり、かなり年季が入っているのがわかる。
「あれ?すみっこに、なんか書いてある」

今にも消えてしまいそうな文字を、ゆっくり読んでみる。
「……もてき しろう 茂木紫郎!おじいちゃんのだよ!これ!」

ああ、ポーじいちゃん。
こんなところで、ポーじいちゃんに見守られることになるとは
夢にも思わなかった………。


上手に大風呂敷を広げられるか、
見てて欲しいんだもん もん もん〜♪
ね、ポーじいちゃん。