「サイボウの不思議」が巡る

わたしたちにんげんって、サイボウのかたまりなのよね。そう、おかあさんのおなかの中で、細胞分裂を繰り返して、こうしてにんげんになって、うまれてくるわけで。
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そのサイボウが、ひとを愛したりもするし、こうしてインターネットなんてものを作ったり、そして武器までつくってしまうのだから、なんて不思議なんだろう。
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という気持ちを込めて、おちあいさとこサンがつくった、みんなのうたサイボウの不思議」(初回放送2004年)。歌ってくれたのはテツandトモ。ここ数日は、この歌をよく思い出します。
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森まさあきさんが手がけたクレイアニメでの、武器を作るシーンが一瞬だけどとても悲しい。そして、最後の映像シーンに、やられた!と思いました。
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是非、みんなのうたの公式サイトから、リクエストをしてみてください。

www.nhk.or.jp.
(動画のアップは難しいのですが、こっそり転がっているサイトもあるようです。)
https://m.blog.naver.com/vivamariya/70003507212
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作者なので、歌詞、はっちゃいます。
一見へんてこな歌ですが、しっかり作りました。
こうゆう歌をつくりだすのも今世のお役目だったかも(なんちゃって!)
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サイボウの不思議
作詞・作曲 おちあいさとこ
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暗くて狭いけれども なぜか怖くはなくて 
何とも言えないような 安らぎが溢れてる
この世に生まれたならば 誰もが過ごしてた 
記憶の片すみにある まどろみが溢れてる
二つの命が 一つに重なり
桃色の海で ゆらゆら揺れてる
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一つになったばかりの ちゅっぽろりんな細胞は 
まばたきをしている間に みるみる進化してく
細胞分裂をして お魚になっている 
手足が生えてきたなら たちまち「僕」になるよ
何億年もの 命の歩みが 
桃色の海で 一瞬で過ぎてゆく
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ちゅっぽろりんな細胞は こうして歌っている 
ちゅっぽろりんなお魚は いつしか人を愛す
ちゅっぽろりんな細胞は テクノロジーを作る 
ちゅっぽろりんなお魚は 時には武器も作る
かよわき細胞 かよわき魚が 
この世の海で 昼と夜を生み出す
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ちゅっぽろりんなお魚は いつしか人を愛す 
ちゅっぽろりんな細胞は シアワセを考える
ちゅっぽろりんなお魚で この世は動いている 
ちゅっぽろりんな細胞で この世は動いている