コーヒー友達

今日は、親しい人が亡くなってから、初めての月命日。
昨日、偲ぶ会が行われました。
良い会になったと思います。
お姉様にもお会いできて良かった。
最後、ずっと涙をこらえていた専務さんからの、エピソードには、
私も、どっと涙があふれてしまいました。
彼を通じて、いろんな人とのご縁も深まりました。
今まで、どれだけ彼のお店に行ったかな。
用もないのに、しょっちゅう顔を出していました。
いわゆる、茶飲み友達。
いや、お茶ではなかったから、コーヒー友達。
そして、彼は、Macを愛してやみませんでした。
そんな歌を、創って、歌いました。
でも、泣き虫なものですから、
途中で、歌いながら、およよよ、となってしまった。
宮田さん、ごめん〜。
これからもコーヒー飲みに行くから、許してね。


「コーヒー友達」


いつもの店で いつものコーヒー飲んでると 
奥の部屋から のそのそ出て来て 
向かいのイスに こしかけた
父と娘ほど世代が違うし 
この町じゃ 口の悪さで評判だし
でも 誰よりもリンゴが好き 
ついついここに来てしまう
コーヒーカップは空になっても 
リンゴをかじれば 話は尽きない
いつもの店で いつものコーヒー飲んでると 
今日は化粧しちょるって冷やかして 
いつものイスに こしかけた


人生はきまぐれ 突然のまくぎれ 
何も語らない ぬけがら
まっすぐウチに帰りたくない  
こんな時は 口の悪さに会いに行こう
ふとそう思った 空を仰いだ


いつもの店で いつものコーヒー飲んでると
四角いめがねの奥 笑いながら 
心のイスに こしかける
コーヒーカップは空になっても 
かじったリンゴが テーブルで光ってる