台風の原理


今朝の山口は、台風通過中につき、
雨と風のオンパレード。
猫髭うたたね舎の庭は、最近、お手入れおサボリ中。
のびやかな草たちが波打って、それはそれはキレイなのです。

先日の、ワンマンライブでは、
新しい歌をいくつか初披露しました。
その中のひとつが「もんもんタイフーン」。
私の周りの、台風みたいな人、を描いたものですが、
お陰さまで、大好評でございました。
モンブラン」という歌がうまれて、歌い始めた頃、
みなさんから、差し入れやらお土産やら…
あちこちで、モンブランを頂きましたが、
最近、台風が多いように感じるのは
同じ原理なのでしょうか。


さて、10月は、
山口でのイベント&企画コンサート。
そして後半は東京&群馬に出かけます。
笹子重治さんとのデュオも、新レパートリーも、
どうぞお楽しみに!

夏から秋へ

佐々並音楽堂の縁側に、
一匹の、ちっちゃなカエルがいました。

日中は、洗濯物干しで昼寝。
夜になると、虫捕り機の屋根に移動し、
ひたすら、バイキング。

日に日に相撲取りのようになってゆく、彼の元気な姿を
朝晩、確認するのが、密かな楽しみでした。

9月に入ったある朝。
いつも通り、縁側に目をやると、
彼の姿は、もう、そこにありませんでした。
夏が、去っていったのです。
外の音楽は、
カエルの合唱から、
羽音をあわせる虫たちの合唱へと
変わっていました。

車内さながら

山口での第二の拠点、
佐々並音楽堂(萩市)に数日滞在していました。
標高250m、クーラーなし。
日本の原風景が残る、快適な空間です。
 ←クーラー不要。
今日、そこから下って
(佐々並の方々は、山口市内に行くことを、こう言います)
猫髭うたたね舎に戻りました。
玄関の引き戸を開けると
ううっ………………!!!
息もできないほどの、尋常ではない暑さ。
ドアノブ、アッチッチ!
蛇口ひねったら、水がお湯になってる!
こりゃ、家全体が、閉めきってる車内だよぅ。
古民家とは言えない、微妙に古い平屋。
周りじゅう窓だらけ。
壁、薄め。
冬は寒く、夏は暑い。
……ので、仕方ないといえば、仕方ないのですが。
こんなに暑いことは、
今までありませんでした。
クーラー君をフル稼働でつけていますが、
「普通」の状態になるまでに(涼しい、ではない)
かなりの時間がかかりました。
明日からは、猫髭で連日録音作業。
嫌だけど、クーラー君には常時動いてもらわないと
仕事にならなさそうです。
世間様は、お盆休みに突入だとか。
しばらくこの天気が続くようですね。
みなさま、どうぞご自愛ください。

夢と現実

ここのところ、気がかりなことがあります。
寝ている間も、そのことが登場し、
夢でも現実でも、
いつも、そのことを考えてしまうのです。
今や、夢と現実の境目が、ちょっとアヤシイ。


音楽とは?歌とは?
インスト(楽器演奏)と歌モノ。
英詞と日本語詞。
歌手とシンガーソングライター。
音楽を聴きに来る人が集うライブと、
不特定多数の人がたまたま居合わせるイベント。
など、など。
それぞれの違いや、
メリット&デメリットについて
考え出したら止まらないのです。
私が、やりたいことと、役立てること。
それらも気になるところ。
「美しい日本語JAZZ」に関わったことが
明らかに引き金になっているのですが…
悟りの境地に行き着くことができるのでしょうか。


萩市の山間部にある、佐々並音楽堂では
いろいろな鳥の歌声が聞こえてきます。
声も言葉もテンポも、おもしろいほどに違います。
みんな何を想いながら、
何のために歌っているのか。
それもやたらと気になります。
ちなみに、最近のお気に入りの歌声を
無理矢理カタカナで書いてみると
「トゥルルルルルルル〜ティトティトティトティトティト…」。
何という鳥なのか、ご存知の方は教えて下さい。
これは、夢の出来事ではないと思いますので。

核家族

「おっちんちは、サザエさんちみたいだよね」
子供の頃、友達によく言われた横浜の実家。
首都圏の用事の時は、いつも滞在しています。
山口への帰り際、母が、昔の子育ての話を。
「みーんな(祖父母は)渋川と富岡じゃん(父母の故郷)、
 お父さんはアレでしょ(=頼りにならない)、
 あんたたち(子供二人)が熱でも出したら、誰も頼る人いないから、
 一人で病院にかかえていったんさ〜!ハハハ〜!
 核家族だからさ〜」
え?
やだ!!私、今まで全く気づいていなかった!
ウチが「核家族」だったということに。
子供の頃から感じていた、その言葉のイメージと
ウチが、あまりにもかけ離れていたから。
そう母に言うと、母曰く
「核ったって、ちいさい核じゃなくて、
 バ〜ンと、でっかいからね〜〜ハハハ〜!」
形態にとらわれず、中身優先!
そこが大事。
バ〜ンとね!ハハハ〜〜!
はははほんとうにあかるくてでっかい。

同級生

高校の同級生、某・男子……正しくは「おっさん」が、
山口に遊びに来てくれました。
二人とも、喋る、喋る。
昔話は少なく、ほとんどが、お互いの、今、のこと。
彼は、20〜30代、首都圏のメディア関係で働いたのち、
一気に方向転換。
現在、縁もゆかりもない、島根県の山間部に住んでいます。
横浜にて、同じような環境で思春期を過ごし、
偶然にも、結果、こうして中国地方の山間部に拠点を置く、二人。
…そこからうまれる価値観は、驚くほどに近いものだったのです。
だからこそ、あの頃、サシで喋るようなこともなかったのに、
今回、全く、間を持て余すこともなく、
「豊かさ」について、さんざん、語りあうことができたのでした。
+++
そんな近況を、先日の、笹子さんとのLIVEにてお話したわけです。
「同級生って、いいよねぇ〜」
奇しくも、その日は、笹子さんの中学校の同級生達が沢山来て下さり
笹子さん、打ち上げでは、いつになく童心にかえり……(?)
へべれけな感じに、なっていました。
「いや〜〜、同級生って、ほんと、いいよねぇ〜。
 今日は、楽しかったっ!」
さっきも聞きましたってば。

総合チャートNO.1

あまり馴染みがなかったジャンルの音楽を
最近よく聞いていますが、
その中で、頭から離れない一曲があります。
自分でも驚くほど、見事にツボに入り、
いつでもどこでもトイレでも……脳内でフレーズが流れていて
声に出して歌っていることも、よくあるのです。
++++
昨夜、久しぶりに連絡をとった人と、こんなやりとりがありました。
「(山口CATVで放送中の)総合自動車学校のCMソングは、落合さんの?」
「そうですよ〜!」(作詞作曲、歌唱をしています)
「ウチの子供らの間で、現在、総合チャートNO.1なんですヨ!」
総合チャートNO.1 !!
嬉しいじゃありませんか!
誰かの心の中で、私の歌がぐるぐる周り、
その人だけの、とっておき、チャートNO.1 になっているなんて!
++++
まさに、私の中の「現在総合チャートNO.1」の、例の歌は、
ただいま、脳内で、日本語に変換され
近いうちに、皆さんのお耳に届けられると思います。
ウフフ、どうぞお楽しみに。